
知らず知らず重ねた自分自身の罪障を懺悔(さんげ)し、
五体投地(額と両肘、両膝を地につけて行う最高の礼)の礼拝を行い、
その功徳によって身も心もきれいに なるよう祈念する法要です。
今年は県内外から、僧侶7名、一般の方5名の12名の方が
参加していただき、午前九時半から午後5時まで、
200礼を一区切りに5回繰り返し一千礼拝を行いました。
結願法要では、明年の世界の安寧と参加者並また、
回向の御依頼のあった
檀信徒のご先祖の御回向と家内安全をご祈願させて頂きました。
今年、江戸時代の浄土宗の高僧、徳本上人の200回忌に当たり、
生誕の地の和歌山県・日高町で徳本上人を顕彰するイベントが開催されます。
貞松院寺宝の徳本上人大字名号の特別展示の依頼があり、
下のパンフレットの内容で公開されることとなりました。
徳本上人は江戸時代後期の浄土宗の名僧で、
徳本上人は厳しい修行を行いながら
南無阿弥陀仏を唱えて日本全国を行脚し、
庶民の苦難を救った江戸時代の念仏行者
で、諸大名からも崇敬を受けた。
徳本上人の書かれた「南無阿弥陀仏」の文字は丸みをおび、
終筆がはねあがり、縁起が良いといわれ、徳本文字と呼ばれています。
江戸時代信州に来られ、
貞松院に一月近く滞在され多くの人々に布教されました。
その際、
「大字名号」と呼ばれる長さ約8メートルにも及ぶ名号を残されました。
この名号は「天下の三幅」と呼ばれていましたが、
現存するのは貞松院だけです。
多くの方に徳本上人を知って頂けたら幸いです。
このイベントは、すわまちくらぶと主催で、信長、秀吉、家康、忠輝と
伝えられた名笛の「乃可勢」をモチーフにしたイベントで、
また、
名古屋市立大学名誉教授の加藤いつみ先生による、
一節切の解説がありました。
当日は約40名を超す方々が御来寺いただき、
江戸時代の音色に触れて頂きました。
私たちお寺は浄土宗です。
amazonからの本「法然と浄土宗」も手にとって読んでみて下さい。
宮坂家は江戸時代、松平忠輝公にお酒を献上していた酒蔵です。
よかったらこちらもお試しください、遠方方は楽天にも置いてあります。
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本堂での展示解説の様子です。
展示品の見学の様子です。
忠英さんのギターと歌、咲き始めた枝垂れ桜と
諏訪の銘酒を多くの方に楽しんでいただきました。
楽天でも見つけましたが、
もし良かったら聞いてみてください。
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